[ シミ・アトピーと紫外線
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登場人物:博士…このページの管理者 ケン…博士の友達
ケン:や〜博士。
この間、教えてもらった紫外線のこと勉強になったよ。
博士:それはよかった。
ケン:今日は紫外線とシミ・アトピーのこと教えてくれますか?
博士:いいよ。
まずは、シミについて話そう。
ケン:僕の彼女も気にしてるのでお願いします。
博士:簡単に言うと、シミの正体は体内にあるアミノ酸なんだ。
アミノ酸は身体のあらよるところの修復をしてくれるモノ
なんだよ。
このアミノ酸は、皮膚細胞の間を流れている水(体液)
に浮遊しているんだ。
ケン:ふ〜ん。
博士:アミノ酸に紫外線が長時間あたっていると、アミノ酸は
色素沈着をお越し黒ずんで来ると想像すればいい。
ケン:うん。
博士:正常な細胞循環をしていれば、アミノ酸が色素沈着を起こ
しても、水が体外へ排出してくれるので、シミにはならな
いんだよ。
ケン:なるほどね・・・・。
博士:しかし、細胞循環が鈍っていると、色素沈着を起こした
アミノ酸は皮膚細胞にこびりつくんだ。
それが何層にもなると、皮膚の上から見ても黒く見える
シミになるんだ。
要するに細胞循環が悪いと言うことは、水の流れが悪いと
言うことなんだよ。
ケン:なるほどね〜。
じゃ〜、アトピーはどうなの?
博士:うん。アトピーと言っても原因は色々あるんだ。
根本的にアレルギーが原因のアトピーは非常に少ないと
言われている。
大半が薬害、添加物、農薬、公害などが原因と言う研究
者も居るんだ。要するに化学合成物質だね。
例えば、お母さんにアトピーはなくても、化学合成物質が
体内に存在していると、胎児の段階で共有する事が
多いんだよ。
ケン:ホ〜。
博士:ここでは、大半を占める化学合成物質による場合を説明
することにしよう。
ケン:はい。
博士:先ほどのシミと同じように、化学合成物質も、本来なら水
に流されてたいがいに排出されるんだが、細胞循環が悪い
と体外へ排出できずに、細胞にこびりつくんだ。
ケン:そこまではシミと同じですね。
博士:そうだよ。しかし化学合成物質は紫外線にあたると、
強酸性物質に変化するんだ。
その強酸性物質が皮膚細胞を傷め、その結果、皮膚細胞は
異常な状態になり、カユミ、痛みを引き起こすんだよ。
だから、アトピーや敏感肌の人は皮膚が乾燥している
ことが多いんだね。
ケン:なるほどね〜。
水が身体の中でそんな仕事をしてるとは知らなかったよ。
博士:水は生物にとって重要な存在だからね。
以前にも示したが、大人で約60%が水。乳幼児ではなん
と約80%が水なんだ。
その水が、細胞循環にとって必要不可欠な存在なのはこれ
で解ったね。
それと紫外線が直接、生物に悪影響を与えるモノではない
のも解ったかな?
バランスの取れた状態なら決して紫外線は悪者ではない。
ケン:はい。
紫外線のこと、水のこと少しは解ったように思います。
でも、もっとアトピーのことなどを知りたいです。
博士:そうだね。
アトピーの人は年々増加傾向を示しているからね。
もう少しアトピーについて話すことにしよう。
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次回も、アトピーについてお話しします。
お楽しみに・・・・・・・・。
2001/06/15(金)
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