|
[
紫外線とサングラス
]
|
登場人物：博士…このページの管理者 ケン…博士の友達
ケン：夏本番ですね〜。
博士：う〜ん。暑いね〜。
ケン：日差しが一段と強くなってきたんじゃないですか？
博士：そうだね〜、太陽が大きく感じるね。
ケン：博士から紫外線のことを聞いて、サングラスを買おうと思っ
ているんですが…。
博士：それはいいね。日差しが強くなってきたし、前にも言ったよ
うに、去年よりも紫外線が強くなっているからね。
ケン：どんなサングラスが良いんでしょうか？
博士：そうだね、サングラスとしての効果についてこんなデータが
あるよ。
ケン：はい。
博士：紫外線（特にＢ波）を長時間浴びると、目の瞳孔から紫外線
が眼球内に入り、白内障や緑内障になる確率が高くなると言
われているんだ。白内障はレンズの役割をする水晶体が濁っ
て、視力が低下する病気だよ。緑内障はひどくなると失明し
てしまうんだ。
ケン：怖いですね。
博士：自分で手軽に対処する方法の一つがサングラスだね。
ケン：なるほど…。
博士：サングラス選びで注意することは、色が付いているだけでは
なくて、実際に紫外線カットの働きを持っていることだよ。
ケン：フムフム…。最近の流行は、レンズの色が薄くなっているよ
に思うんですが。
博士：そのようだね。
ケン：濃い色と、薄い色とではどちらが良いんですか？
博士：どちらとは言えないが、気を付けなければいけないことは、
濃い色のレンズの場合、私達の目の瞳孔は開いているんだね
その時、後方（レンズの裏側）からも紫外線がレンズに反射
して瞳孔に入ることなんだ。
ケン：後ろからも紫外線は侵入するんですね。
博士：そうすると、サングラスをかけていることがかえって、目に
とって厳しい状況になるんだ。
薄い色のレンズの場合は、瞳孔はそこまで開くことはないか
ら少しは対処できるね。
ケン：それじゃ、薄い色のレンズの方が良いんですね。
博士：そうとも言えないんだが、濃い色のサングラスでもスポーツ
用のサングラスのように顔の丸みに沿った形状のモノにすれ
ば、後方からの紫外線の侵入は防げるからね。
ケン：そうか〜。
博士：まずは専門の眼鏡店で相談してみると良いと思うよ。
そして自分の顔や目に合ったモノを選ぶようにすることが大
切だよ。
ケン：解りました。それじゃ、眼鏡店に行ってきま〜す。
博士：ケン君は気が早いね。
でもファッションだけでなく目をフォローすることを考えて
サングラス選びをして欲しいモノです。
2002/07/18(木)
|
|