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井上康生選手
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「相手がいるから自分が強くなれる。」これはアテネ五輪・ 柔道代表の井上康生選手の父・明氏の教えだそうだ。 井上選手が柔道の試合に勝った後ガッツポーズをしなくなっ た理由でもある。試合には勝ったが相手の人格までをも負か した訳ではないのだから当たり前かもしれないが、礼が終わ るまでは相手に対して敬意を表すことは武士の魂でもあると 言う。 「日本が好きです。」「食事も女性も日本が良いですね。」 と井上選手は言う。世界を相手にする井上選手が感じた結果 なのだろう。 これからの日本のことを考えるとなんとも頼もしいコトバで はないのだろうか? アテネ五輪でも金メダルを取ること以上に、礼に始まり礼に 終わる…相手に対する敬意など日本の心が世界の人に伝われ ばと…武道家の哲学とも言える言葉は古風なのになぜか新鮮 に感じてしまう。 日本語には「お陰様で」と言うコトバがある。 オレがオレがではなく、お陰様でと周りの状況があるから自 分がいるという謙虚さを実践している井上選手を見て嬉しく 感じるのは私だけだろだろうか? 井上選手の奥ゆかしさと強さに乾杯!
頑張ろう〜…と自分を戒めてしまいました。
2004/07/06(火)
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